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Curative Oncology Biosimilars

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欧州におけるバイオシミラーのがん治療薬の使用に関する知識格差への対処

世界保健機関(WHO)は、がんの年間症例数が2012年の1400万人から今後20年間で2200万人に増加すると予想しています。同様に、マクミランキャンサーサポート(Macmillan Cancer Support)は、イギリス国内だけでもがん患者数が400万人に達すると推定しています。このデータは、資源の限られた国で増加傾向にあるがんの発症率に対応するために、がん治療と資源を提供する必要性が非常に高いということを示しています。バイオシミラーは、先発のバイオ医薬品より低コストであるものの同等の有効性(効能・効果)を備えているため、欧州全域で使用が増加すると見込まれています。

がん治療の最前線で働く看護師 

医療従事者の中で、最も人数が多い看護師の人口は、世界中で推定1700万人となっており、パートナーシップ・アプローチ、および各個人に合わせたケアを通して患者や介護者への啓蒙を行うのに最適な職業であると言えます。

このプログラムが必要とされる理由 

がん治療薬の一つであるバイオシミラーの理解と提供、および投与を受ける患者や介護者に対する啓蒙やサポートを提供している看護師の能力には格差があります。がん治療を行う多数の診療施設でこれらの薬剤が使用されているにもかかわらず、バイオシミラーについての患者および介護者向けの啓蒙用リソースは非常に少ないです。したがって、がん治療薬の一つとしてバイオシミラーに関する患者や介護者の理解を確実に促すための啓蒙用リソースに対する需要は非常に大きく、さらに拡大しています。
 
看護師を対象とする教育は、欧州では依然として少なく、がん治療に関する教育は、より確立された化学療法薬に重点をおいたものが主流になっています。しかし、バイオシミラーの使用率は増加しています。このため、患者や介護者に対し支援、サポート、知識を提供するためにも、バイオシミラーの特徴や適応症、副作用に関するさらに詳しい知識やスキルが看護師には求められます。
 
この欧州の看護師対象トレーナー養成プログラムでは、バイオシミラーの開発の影響、がんの治療におけるバイオシミラーの効果、投与方法、副作用および患者教育ついて理解できるように、看護師の教育ニーズに重点をおいています。
 
これらのトレーニングモジュールの作成と普及は、ファイザー社からの助成金によって実現しました。

注:本プログラムの当初の目的は、欧州のがん治療担当看護師向けのトレーニングモジュールの作成でした。本プログラムはバーチャル形式で配信され、オンラインで公開されているため、地域を問わず、がん治療に従事する看護師であれば誰でも自由にアクセスできるようになっています。

プログラムの目的

本プログラムの目的は、がん治療を受ける患者の支援でリーダー的な立場にある看護師が各地域で以下の目標を達成するためのトレーニング教材とリソースの提供にあります。

  1.     がん治療に従事する看護師の、バイオシミラーの投与を受ける患者や介護者を対象とした啓蒙活動の役割を強化する
  2. 欧州におけるがんの治療薬としてのバイオシミラーの影響と導入に関する知識を高める 
  3. 欧州でがん治療に従事する看護師が、バイオシミラーの投与に関連する概念やエビデンスについて、より高い知識や応用力を示すことができるようになる 
  4. バイオシミラーの投与を受ける患者や介護者を対象に、欧州でがん治療に従事する看護師による「ベストプラクティス」の慣行を強化する 

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